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2013年4月

2013年4月28日 (日)

自閉症診断のためのバイオメーカー研究

今週の水曜から、複数の大学と複数の医療技術系の会社とが連携して、血液や唾液の成分から自閉症を特定するためのバイオメーカーを探す大規模な研究が始まりました。


この研究は、アメリカ国内の20の異なる地域、660人を対象にしている、今までで一番大きな規模の研究です。


自閉症のような、脳機能の働きが多くの人と異なるような状態を見分ける方法は、今のところ専門家による質問形式しかなく、自閉症的な行動に関する質問項目にいくつ当てはまるかによって、診断が下りたり下りなかったりします。


この客観性に欠ける診断方法への疑問は長年指摘されていましたが、それに代わる信憑性のある診断方法がなかなか確立されないまま今に至っていました。


アメリカにおける自閉症の診断がおりる平均年齢は4歳。
これはかなり遅いです。


適切なセラピーや療育は、早く始めればそれだけ効果も大きいことが知られています。
(*この場合、効果というのは、自閉症が治るという意味の効果ではありません。あくまで、自閉症の人が彼らなりに幸せな人生を生きる基礎を築くという意味での効果です。)


子どものためにも家族のためにも、早期診断&早期療育はとても大事で、後の問題行動の減少や家族のストレス減少にも影響してくる大切なステップです。

が、親御さんが「この子は何かが違う」と早いうちに感じて、アドバイスを求めていろいろな機関を回っても、特に重度の自閉症ではない場合(アスペルガーや広汎性発達障害、高機能自閉症の場合は特に)、心配のし過ぎ、とか、もう少し様子を見ましょうとか、男の子だから言葉が遅いのは普通、などと言われ続けて、やっと診断が下りたら、もう子どもは5歳になっていた、というようなケースは少なくないのです。


その間の親御さんの苦労(一人で抱え込んだり悩む場合が多い)や、子ども自身の苦労を考えると、客観的にできる診断方法の必要性を感じます。

もちろん、適切な診断方法の確立と共に、適切な療育やセラピーを提供するサービスも発達しなければならないのですが…。


Bloodtestautism

2013年4月21日 (日)

美しい水中の世界

ナショナル・ジオグラフィックスのサイト、水中の世界の写真特集があったのを見つけました。その中からいくつか特に気に入ったものをここに。



バハマにあるAbaco島、Dan’s Caveという水中にあ洞窟

Danscavebahamasskiles_abacoisland



空を飛んでいるようにも見える
、水中を進むペンギン
飛行機雲のような白い泡がきれいです。

Emperorpenguindiversantarctica


こちらは、氷の穴から飛び込んで
きたペンギンたちです。
厚い氷がまるで宇宙に浮かぶ惑星のようにも見え
ます。そしてそうなると、宇宙へとダイブしていくペンギンの群れにも見え不思議な光景。

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キレイな写真なのですが、見すぎると卵のところが、うぅっとなるシードラゴン

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パラオのくらげ

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毎日、朝になると浮かび上がってくるのだそうです

東京大勢の人が電車に乗って移動している間、パラオでは大量のくらげたちがこうして移動しているんですね…。

同じ地球上で全くの別世界が同時に存在しているのを
想像するのは、楽しいです



カメラマンとの思わぬ遭遇にキョトンとしているようにも見えるカニクイアザラシ

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突如表れた大勢の観光客にうんざりしているタイマイ(Hawksbill Turtle)

「やれやれ…今日も
来たぞ。 

Hawksbillturtlebarbados_26743_990x7
というような顔をしていますが、実はこれ、ガイドさんが餌をばら撒いて観光客のために亀や魚を集めている場面なんだそうです。



カナダのCedar湖を泳ぐおたまじゃくし。

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生息
数の減少が懸念されるマナティ。フロリダ

Manateefreshwaterfloridaskerry_41_2



の残るヴェスヴィオ山を観に来たタコ。イタリア。

Octopusseeingsnowcoveredvesuvius_it


エジプト紅海のアオウミガメ。

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兄弟たちと一緒に海に出損ねたLoggerhead海がめの子ども。フロリダ。


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大丈夫かな?

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2013年4月20日 (土)

切ないボストンの事件

昨晩からのボストン爆発事件の容疑者の逃走事件で、今日のニュースは持ちきりです…。

ボストンでは、街全体がロックダウンされている状態が続いているので、主に警察の追跡に関するニュースが流れていますが、その間に、容疑者兄弟を知る人インタビューが紹介されています。


今までの無差別大量殺人事件と、今回の爆破事件の一番の違いの一つが、容疑者の家族や近しい友人らが次々とインタビューに答えている点で、どの人も口を揃えて、この2人はとてもフレンドリーで社交的で、賢く、友だちも多くて、レスリングやボクシングなどの部活で活躍していたり、弟の高校時代の友人は、教室の隅に座っているようなタイプではなく、面白い冗談も言うし、友人とわいわい楽しくやっているタイプだった、と話していました。

2人の通った高校も、人種・出身国共にかなり多様性の存在する学校だそうで、外国人だから、ということで誰かがからかったり、クラスで浮いてしまったりするような学校では全くなかったそうです。


つい先日弟と一緒に遊んだという友人も、全くいつもと変わった様子もなかったし、とにかく普通のクールなやつだ、と話していたり、

爆破事件の後に、心配してロシアから
電話を掛けた父と話した時には、2人とも爆破事件の近くにはいなかったし無事だよ、心配しないで、と普通の調子で話していた、と証言しています。


一体、何がどうなって今回のような事件を起こすことになったのか、どの人も口を揃えて「全く信じられない。あの2人がそんなことをするなんて、あり得ない。」と
答えています。警察の誤認捜査ではないか、という人も何人もいるほどで、聴いている私も、頭の中が???で一杯になってくるほどです


こうした事件があった後に、インタビューに答える人は、つい普段は気にもかけないような容疑者のちょっとした変わった行動や、ちょっと変なところをわざわざ探し出して、そこばかり話す傾向あるものですが、ここまで全くそういった点が上がってこない、というのも珍しいことです。


昨夜の警察との銃撃戦で兄が亡くなってしまった今、現在も逃走中の弟の方が出てきて話してくれないと、一体何がどうなってこんなことになってしまったのか、誰にも分からないまま闇に葬られてしまいそうです


私の聴いているニュース局(ナショナルパブリックラジオ)では、容疑者兄弟が元ロシアのチェチェン出身だったというので、そのことばかりがニュースで取り上げられる点について、懸念を示しています(が、そういうNPRも事ある毎にチェチェンの歴史とか、チェチェンについて繰り返し話していますが…)


特に、この兄弟に関して言えば、アメリカに10年くらい前に移住しており、チェチェン人としてこの事件を起こした、と断言してよいものか…という感じもあります。

こういう事件を起こした時に、容疑者の出身国が注目を浴びるのも仕方ないことですが、アメリカに暮らす多くのチェチェン人の人々はとても胸を痛めていることだろう思います。

こういうことがあると、国って一体何なんだろう…?という基本的な質問に立ち返ってしまいますね。

自分のことを思ってみても、日本という国や、日本の文化が私の思考や行動パターンある程度影響を与えているのは事実ですが、日本にいれば、日本人としての自分の行動・思考より、周りと比較して私個人としての行動・思考(そしてその個人差)に目がいきます。外国に来ると、途端に、日本人としてのアイデンティティが際立って見えてきますが、それでも、例えば私が明日無差別殺人事件を起こしたとしても、日本人だからそうした、と言うよりは、私のとても個人的な何かがそうさせた、と言った方が真実に近いように思います

勿論、国同士が戦争状態にあったり、敵対している場合には、国の一員として国の名を背負って、テロ的な行為をすることはあるでしょうが、今回のこの兄弟の行動が、チェチェンの名を背負って起こしたことなのかどうか、ちょっとアメリカとロシアという国の現在の関係から見ても、分かりにくいと言うか、今この時期に、ボストンマラソンのようなソフトターゲットなぜ…という疑問ばかりが浮かんできます。

被害者の方々を思っても、容疑者兄弟の事を考えても、何となく切ない気持ちがこみ上げてくる事件です…。



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2013年4月19日 (金)

アジア太平洋の国々で初めてゲイマリッジが合法化

ボストンマラソンの爆破事件があって以来、連日ニュースはそのことで持ちきりですが、今日、車の中でふと耳にした心温まるニュースがありました。

それは、ニュージーランドが同性婚合法化を認めた世界で13番目の国になった、というニュースです。


アジア
太平洋の国々では、初の同性婚の合法化を認めた国なったわけですね

同性の結婚が法律で認められるというこだけでも心温まるニュースですが、その温度を更に上げてくれるのが、その場にいた聴衆が、法の可決が知らされると、マオリ族のラブソング「Pokarekare Ana」を歌いだした、というところです。


こちらがそのビデオ:


国会議員らも途中から歌に参加して大合唱になっていますね。


国会議員の一人が、反対派に向けて、このようなメッセージを送っています。

"I give a promise to those people who are opposed to this bill right now... the sun will still rise tomorrow, your teenage daughter will still argue back with you as if she knows everything, your mortgage will not grow, you will not have skin disease or rashes or toads in your bed. So don't make this into a big deal, this is fantastic for the people if affects but for most of us life will go on."


「この法案に反対の人々に今ここで約束します…明日もちゃんと太陽が昇るし、あなたの十代の娘はいつも通り、まるで自分は何もかも知っているような調子で口答えしてくるだろうし、住宅ローンも増えなければ、皮膚病になったり発疹ができたり、ベッドにカエルが出たりもしません。だから、あんまりこれを大仰に捉えないでください、これは(この法案が直接)影響する人にとってはとても素晴らしいことですが、多くの者にとって(この法案が通っても)人生は変わらず続いていくのですから。」


ずっと以前の記事で、同性婚の合法化に反対することと、ホモセクシャリティの是非を問うこと混同されがちだけれど、これは二つの独立した問題だ、というようなことを書いたことがあります。


個人的な嗜好として、ゲイマリッジがどうしても好きになれない、とか、個人的に認められない、という人がいても構わないと思います。


ただ、自分の嫌いな人でも、自分の信条に反することをしている人でも、自分と同じ権利を持つことを認めることはできるはずです。

悲しいニュースが続く中で、ふと耳に入ってきたこのマオリ族のラブソングに、なんだか少しじーんとしてしまいました。


Goodnews

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2013年4月15日 (月)

ミュージカルWICKED(ウィキッド)

先日、シャーロットに来ていたブロードウェイミュージカルのWickedを観に行って来ました。


Wickedというミュージカル、日本でも劇団四季が上演しているようですが、アメリカでは2003年にブロードウェイで初演されて以来、ロングランで人気を誇るミュージカルです。


いやいやそんなことをしてる場合じゃないだろ…と教授に知れたら怒られそうな時期に、悠長にミュージカルを観に行ってしまったのですが、チケットを買ったのは半年以上前で、その当時は、今頃は少し楽になっているだろうと思っていたんですよね

奮発して買ったので、無駄にはできないと観に行きました。

Wickedというのは、そもそも、誰もが知るオズの魔法使いのスピンオフ的なストーリーになっています。でも、勿論、オズの魔法使いの作者が書いたわけではないので、後になって別の人物が創造した物語なのですが、オズの魔法使の物語と非常に上手くリンクして話が進むので、同じ物語を全く違った角度から映すとこんな風にもなるんだ…という斬新さ(世界が全く違って見えるような感覚)と、なんとも言えない切なさで、オズの魔法使いがあまりにも有名な物語ゆえに、何十年も不動の事実として意識に植わっていたオズの物語が、実は…という驚きを持って楽しめるストーリーになっています。

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なので、もし今後Wickedを観に行く予定のある方には、是非、オズの魔法使いの映画(オリジナルの方、ジュディーガーランドがドロシーを演じたあれ)を観てから行くことをお勧めします。

ところどころ、オリジナルのオズの会話(歌詞)を皮肉っぽく取り入れているので、知っているとクスッと笑える場面もあります。


 ところで、

ミュージカルと言えば、普通の会話の途中に、突拍子もなく歌や踊りが始まり、観てる方は、おいおいとちょっと苦笑してしまうようなイメージがあると思うのですが(ミュージカル好きの方は別として)、

このWickedではそういう違和感を全く感じさせず、会話から歌への移行がとても自然なので、むしろ歌のメロディに載せて言うからこそ、この台詞の真意がより伝わるなー、という感じになっていて、Wickedの世界に引き込まれっぱなしの3時間半(ほぼ4時間?)でした。


そして、とスモークを使った演出がとても巧みで、同じ舞台上で繰り広げられているはずの物語が、光やスモークの掛けられ方具合で、エメラルドシティーの陽気な場面から、Wicked降臨の鬼気迫る場面まで、まるで別世界をみせてくれます。


特に、有名なWicked降臨の場面は、 吹っ切れた強さと、この先に待つ人生の切なさの両方が一気に押し寄せてきて、一気に鳥肌が総立ちになるほどの迫力でした…。


最後に思わず、「あっ!」と息を呑む展開も待っているので、これから観に行く機会のある方は、最初からしっかり細かいところに注目して観てみてください。


ミュージカル初めて観る方でも、十分に楽しめると思います


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2013年4月 7日 (日)

難航するアメリカでの就職活動

前回の記事就職活動で苦労ていると書きましたが、あれから朗報があり、私の研究分野では大手?というのか、かなり大きな規模のプログラムを誇る大学からお声がかかりました。

前回の記事で書いたように、小規模の
大学ばかりに申請していたのがよくなかったのかも、と思いなおし、丁度募集の出ていた大きなところへと申請してみたところ、割とすぐに電話がかかってきて、電話インタビューをしたい、と言われたのです

電話面接は、だいたい30分くらいの長さです。
電話面接成功すれば、キャンパス面接へと進むことができます。

大学職の場合は、5人くらいで人事チームが結成されていて、
電話面接でも、その全員がやり取りを聞けるように、スピーカーフォンにして行われます。

最初に電話がかかってきてから、面接まで約1週間あったので、その間にその大学のプログラムについて熟知しようと、改めてウェブサイトを見て勉強したり(教授らの最近の出版論文を読んだり)教授らや友だちなどにアドバイスをもらったりして、尋ねられそうな質問への答えを準備したり、実際に電話でインタビューの練習を何度も重ねて本番に備えました。


ところが、結果は見事惨敗ぶり…_| ̄|○

アメリカへ来て以来、自己肯定感がずたずたに傷つけられる瞬間というのは、何度とく経験してきましたが、今回のは結構大きなダメージで、なんでできへんのかなぁー…と自分に嫌気がさしてしまいました


一番もやもやとしてしまうのは、本当はできることができないときですねぇ…。


一応、まだ結果は知らされていないのですが、私の中では100%駄目だったな、という確かな手ごたえがあります。もし私が面接官だったら、私を雇いませんgawk

まず、もともと英語で電話をするのがあまり得意ではないのですが、
スピーカーフォンになっていたことで、更に質問が聞き取りにくく(聞き取りにくいことで、妙に緊張してしまって)

その上、
一つ一つの質問が長く、2,3点違った質問が組み込まれていたことで、最初の質問に答えているうちに、他の質問点に戻らないまま面接官がまた別の質問をしてきたりして、あ、あの点について答えてなかったなーと思いながら、次の質問に切り替えるまでにまたあわあわと焦ってしまい(今思えば、冷静に、さっきの質問の最後のポイントについて答えてもいいですか?と戻ることも可能だったろうに…)、何となく全体に上手く答えられなかったなーと思っているため、ずるずるとダメダメ感が出た面接になってしまいました

そして、緊張すると、英語の理解力がちょっと落ちるというか、長い質問のポイントを掴み間違えたりして、そのことに途中で思い当たったりすると、聞いてたのはこのことやなかったんちゃいますかね?と不安になって、余計ぐだぐだ感が増してしまいました…
それもその場で、聞いてたのはこういうことですか?と聞き直せば良かったのですが、答えていると、聞いてる相手も「なるほどね、それは良いポイントだね」とか相槌を打ってくるので
ほんまかいな?と、なんだかわけが分からなくなってきて、頭がくらくらしてくるようでした。

そういう余裕の無さが、今の私の実力を物語っていますが…。


例えば、あなたの研究を通して、私たちのプログラムにどんな貢献ができますか?授業を教えたり、サービスの面で?という質問があったのですが、
この手の質問は予想していた範囲内だったのですが、「あなたの研究を通して」と最初に言っていたのを、「私の研究を通して、授業を教える時や、サービスなどでどんな貢献ができるか?」と聞いていると思い込んでしまい、(今思えば、そのプログラムに研究や、授業や、サービスを通してどんな貢献ができるか?という質問だったのでは?という気がします)研究内容と関連してばかり答えてしまったり…。


そもそも、電話インタビューでよくある質問(あなたのバックグラウンドについて、なぜこの大学で働きたいのか?長所・短所、今後の研究計画、授業を教える時のモットー、など)については一切触れず、

予想していなかった質問今の特別支援教育における一番深刻な問題は何か?そしてそれに対してあなたはどうアプローチするか?というようなものの連続だったので、一応答えはしたけど、あまり深く答えきれずに終わってしまった感がありました。


後で教授にどんなだったかを話した時、そんな質問してくるところなんて聞いたこといわ、と言われたので、質問内容が高度だったのは確かみたいですが、そこでひるまずに話せるようにならないと、結局駄目だってことかもしれませんね。




ところで、この街でも満開になっている桜をあちこちで見かけました。その写真をここに。(ちょっと先の通りの両側に桜が植わっているのですが、見えにくいですね。)

Sakura



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