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2014年5月11日 (日)

アメリカで教員免許試験を受ける。

就職活動の記事で繰り返し書いていた、「アメリカの教員免許がないことの不利」を改善すべく、4月に教員免許試験を受けました。(将来のために。)


日本と違って、教員養成課程を卒業すれば免許をもらえるわけではなく、取得する免許の種類によって、いくつかの試験を受ける必要があります。その代わり、採用試験というのはありません。


採用は、大学時代の教授や実習監督の教師からの推薦状と、個々の学校の面接で決まります。そして、採用されても終身雇用ではなく、評判や仕事内容によっては契約更新がされないこともあります。



今回私が受けた免許試験は、



高校までの4教科-国語(=英語)、社会(歴史、地理、政治、経済)、科学(化学、物理、生物、地学)、数学の基礎科目テストと、


特別支援教育(中~重度障害児教育)のテストの2つでした。



特別支援のテストは、普段私が大学で教えている内容ほぼそのままなので、あまり心配していなかったのですが、基礎科目のテストは、内容を英語で入れ直さなければならず、その内容自体も随分遠い記憶のかなた…

「( ̄ー ̄)おーいどこだーい? 

という感じだったので、テスト前の一か月間は結構真剣に勉強しました。




例えば、


脊索動物はChordataと言うとか、封建制度はFeudalism、有糸分裂はMitosis、減数分裂はMeiosis、原核生物はProkaryote、真核生物はEukaryote、などなど…。



懐かしすぎる内容。



ちなみに、東ローマ帝国は、意外にもEastern Roman Empire ではなく、Byzantineと言うんです。驚きの事実!!(どうでも良いですが。)




博士課程では、論文を読みまくる勉強ばかりでしたが、こういう既存の知識を学ぶ楽しさを久しぶりに思い出しました(高校時代には、残念ながらこの楽しさをあまり自覚したことはなかったですが)。




日本では文系と言われる私ですが、アメリカでは数学が最も得意科目になるというミステリー。今回の試験でも、数学は1問を除いて全問正解。科学も、言葉の意味が全く分からなかった問題(地殻変動に関する何か)の一問以外は全問正解でした。



そして、最も苦戦したのが、国語…特にポエムの読解と、社会…アメリカの政治・経済でした。



ポエムは、


「この隠喩の意味するものは何ですか?」と尋ねられて初めて、



「え?これって隠喩だったのでしょうか?( ̄ェ ̄;)(そのまま素直に読んでたよ) 




と驚くというレベル…。




でも、日本の国語の方が随分難しいという気がします。


まず内容が多いですよね。漢詩、和歌・短歌、古文もあり、漢字だけでも相当の数あります。



漢詩なんか、やれレ点だ、一二三点、上下点、しまいには甲乙丙点だとか、外国人が学ぶのは大変そうです。



英語でも、古典詩やシェークスピアなどの古い英語もありますが、基本は同じアルファベットを使っているし、少なくともレ点はありません。




社会や科学にしても、日本の方が高校までに結構深く内容を掘り下げているように思います。こちらでは、割と浅くざっくり学んで、大学に入ってから専門分野を深めるという感じになっていますね…。




なにはともあれ、この機会に一般教養を英語で学び直すことができたのは、とても良かったと思います。




そして、これで晴れて免許の手続きをすることができます。



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