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2017年2月 2日 (木)

世界を変える言葉

ポッドキャスト1.永久保存版にしたいポッドキャストの第一弾です。(出だし数秒間CMがあります。このポッドキャストは、スクリプトが提供されていません。)

Words that Change the World




大好きなRadioLab(ラジオ研究所)という番組のポッドキャストです。ウェブへのリンクはこちら



「世界を変える言葉」



17歳で交通事故にあい、それ以来読字能力を失ってしまった女性の話から始まります。



知能はそれまでと同じだけあるのに、字が読めなくなってしまったことで大学へ行けず、暇を持て余していた彼女に、大学の授業は高校と違ってとても面白いから授業を覗きにきなよ、と友達が勧めます。



ぶらぶらと大学の廊下を歩きながら、たまたま左手にあった教室のドアを開けたことで、彼女の人生が変わります。



ここでのキーワードはSign(手話)。




5年後、この女性はひょんなことから、この世に言葉が存在することを知らずに生きてきたメキシコ移民の27歳の聾の青年に出会います。



言葉の存在を知るまでの二人のやり取り、




言葉の存在を知った瞬間…




そして

言葉の存在を知ったことで、この青年の世界が変わっていきます。




今まで個々の事物を個々のビジュアルでとらえていたものが、般化されて行き、



世界が文字通り変わるのです。



テーブルは、この黒くて四角いテーブル↓ではなく、


Letitialucillediningtable


「テーブル」というカテゴリーとして認識されていくのです。



では、言葉の発達がまだ未熟な子どもたちはどのように世界を見ているのでしょうか?


壁も天井も床も全て白い長方形の部屋に入れられたラットの研究から、子どもの研究へと話が進んで行きます。

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白い部屋に入れられたラット。
一つの角にビスケットを置いて、ラットに探させると、どこを見回しても同じ視界に自分がどこにいるのか分からなくなり、ビスケットが探せない。


では、その壁の一つを青に塗ったらどうなるでしょう?

言葉を持たないラットは、

Leftが分かっても、

Blueが分かっても、

Left of the blue wall が分からないのです。


二つの違うコンセプトを理解できないのです。


では、言葉が完全に発達していない子どもはどうなのでしょうか?


「Left of the blue wall」
このフレーズを知っているか知らないかで、大きな違いがあるようです。
このような二つのコンセプトを表す言葉を知った子どもは、その瞬間、脳の中で、二つのコンセプトを理解するシステムのリンクが作られる。

つまり、


脳が発達してそのコンセプトを理解するのではなく、言葉が入ってそのコンセプトを理解する脳が作られる、という驚きの真実が語られます。


思考を言葉が司るのなら、言葉のない子どもは大人と同じように考えられていないのでしょうか。

そして、言葉を使って考えられない状況に置かれた大人の場合は…。

興味深い話が次々と登場していきます。


世界を変える言葉、


世界を作る言葉、とも言えそうです。




最後に、今では普通に使われている多くの新しい言葉を創り出したシェークスピアと、シェークスピアによって変えられたであろう世界の話で締めくくられています。


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