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旅行・地域

2013年5月26日 (日)

ボーフォートの旅最終編:ノースカロライナの奥深さを思い知る

(引き続き先週末に行ったノースカロライナにある小さな港町ボーフォートへの旅について書いています)

ボーフォート2日目、マラソン大会の後少し昼寝をしてから、近くにあるアトランティックビーチと南北戦争の遺跡・フォート・メイコンへ行きました。


ノースカロライナの海岸沿いには、ヴァージニア州から続く長い長い沿岸洲(世界一の規模だったような記憶がありますが?)があり、その沿岸洲が「幅の狭い長い島」(そのまんま)のような恰好で一応人間の居住区にもなっています。


細長い沿岸洲のところどころに小さな町が存在していて(沿岸洲を走る道路は両脇に海が広がり、とても不思議な光景を楽しめる)、夏の観光業だけでなく漁業をする人などがひっそりと暮らしています。


沿岸洲でも、特に橋で内陸とつながっていない部分(例えば、オクラコーク島)は、そこで暮らす人特有の英語訛りが存在していたりして、文化人類学の研究対象になっていたりもします。


沿岸洲を地図で見るとこんな様子↓(ズームアウトして、ボーフォートより北側を見た方が沿岸洲が分かりやすいかもしれません)


View Larger Map



私の滞在したボーフォートは内海にある港町で、砂浜はありません。


なので、砂浜へ行きたければ、橋を渡って沿岸洲に乗る必要があります。


近くにある沿岸洲が、アトランティックビーチと呼ばれる有名な夏の観光地になっていて、ビーチハウスなどプライベートビーチを持っていなくても浜辺で遊べる公的?ビーチもあちこちにあるというので、行ってみることにしました。


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(内陸から沿岸洲へ向かう橋。アトランティックビーチはいかにも夏の観光地という感じの賑やかな街になっていました。)


まずは、アトランティックビーチの先端にある、南北戦争時代に南軍によって建てられたボーフォートの港を守る要塞・フォートメイコンへ。



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(フォート・メイコン入口)


かなり巨大な円形の要塞で、あちこちに大砲が置かれています。


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南北戦争時、若い青年兵たちが駐屯していたようですが、食糧も乏しく不衛生な生活を強いられていたようです。


砦の内部はこのような小さな部屋↓がいくつもあり、

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その部屋を内部の通路が繋いでいます↓(外に出なくても移動できるように)


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こんなところで、ぎゅうぎゅう詰めに若者たちが暮らしていたのだから(しかも白人の男性達が)、さぞかし臭かっただろうなぁと想像しながらぶらぶらしていると、博物館のお土産コーナーに、当時の若者が臭い消しに使った、脇にふる粉や足にふる粉などが売られていていました。(足用と脇用の差は一体何か気になりますが…。)


このフォートメイコン、北軍がやって来て要塞以外のすべてが北軍下になった後も、南軍は砦に立てこもり、最後には「フォート・メイコンの戦い」という包囲戦へと発展しています。

その後、要塞へのダメージを最小に抑えておきたかった北軍からの申し入れで、南軍兵士は所持品を持って故郷へ帰る、という条件で降伏をして北軍に明け渡しています。


相当の死者数を出した南北戦争において、このフォート・メイコンの戦いは、北軍の戦死者が1名、南軍は9名のみという損失の少ない戦いとしても知られています。


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(どこまでも続く長いビーチ)


南北戦争と言えば、風と共に去りぬくらいしか印象にない私ですが、こうして実際に使われていた砦を見ると、急に現実味を帯びた歴史として感じられるから不思議です。


砦を後にして、大西洋に面したパブリックビーチへ。


戦争ものの遺跡を見たせいで、なんとなく重い気持ちになっていたのが、海を見た途端、急にほどけていくようで、波の音や海の力に改めて脱帽します…。


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(サンダルを脱いで波打ち際に立つと、波と砂の感触がとても気持ちが良い。)


そのまま波打ち際をしばらく歩いてみました。


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1時間半ほどぶらぶらしたり、座って海を眺めた後、洗い場で足を洗って、帰ろうとしたその時に、ビーチからほど近いところで、イルカがぴょんぴょんと水から背中を出して泳いでいるのを発見!!


あまりにも間近で、あまりにも大きかったので、最初はイルカの形をした浮き輪かと思ったのですが、周りにいる人もみんな指さして「イルカだ~」と言っているので、どうやら本物らしい…とわかり大興奮。


そしてよく見ると、あちこちでイルカがぴょんぴょん飛んでいて、かなりの大群がすぐそこを泳いでいる様子。



海で泳いでいた青年達の目の前でぴょんぴょんとイルカが泳ぐので、彼らも立ち上がり(中学生くらいの男の子の足が余裕で付く深さ)、一緒に泳ごうかどうかちょっと戸惑ってイルカの様子を見ていました。


確かに、賢いイルカと言えども野生なので、一緒に泳いだりしたら、イルカに悪意が無くともいつの間にかものすごく遠くへ流されていたとか、勢い余って突き飛ばされたりする危険もありそうで、素人考えで一緒に泳ぐのはちょっと怖いですよね…。



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イルカは写真にはうまく撮れなかったのですが、海にいる左側の三人の周囲に出没していました。かなり長い範囲に渡って背中が見えたので、かなりの大群だったのかも?



ノースカロライナのビーチにイルカが来るなんて…(≧∇≦)



ノースカロライナの奥の深さを改めて感じてしまいました。



ビーチから戻って、この日の夜は、友人から教えてもらった、世界一美味しい「エビ&グリッツ」を食べに、ボーフォートにあるClawson'sというレストランへ行きました。



グリッツというのは、アメリカン・インディアンの食べ物に由来するアメリカ南部の食べ物で、粉にしたコーンをお湯やミルクで混ぜた?ポリッジ風の食べ物です。


お店によってはチーズを溶かしたものを入れたりして、味付けして出します。


主に朝食として食べますが、チーズなどで味付けされたものは、ディナーのご飯的な立ち位置で振る舞われることもあります。


こちらが、その世界一美味しいエビ&グリッツ↓

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エビや野菜の下敷きになっている黄色いものがグリッツです。


このお店のグリッツはチーズ味で、ガーリックを効かせたエビと野菜とベーコンのソテーとの相性がよく、確かに今まで食べたShrimp&Gritsの中では、ぶっちぎりで一番のおいしさでした。

特に新鮮なエビがぷりぷりと甘く、暖かいグリッツのチーズ味ととても合う!
ちょっと辛みのきいた味付けも良かったです。


この日の晩はもう一泊ボーフォートのホテルに泊まり、次の日の朝にシャーロットへと帰ったのですが、


いつも旅に出ると決まって雨が降る雨女の私が、今回も天気予報では三日間共暴風雨となっていたのが、実際には一度も雨が降らなかったのを喜んでいると、


旦那さんが、


「僕がまぶしい男なのかな。」


とつぶやいていました。




まぶしい男??



惜しいけど、それは「晴れ男」のことですね…。




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2013年5月24日 (金)

ボーフォート2日目:思わず過酷な5Kレース

(引き続き先週末に行ったノースカロライナにある小さな港町ボーフォートへの旅について書いています)

ボーフォート二日目。


いよいよ、自閉症啓発イベントのマラソン大会当日です。


マラソン大会は8時スタートで、スタート地点から徒歩で5分も離れていないホテルに滞在していたので、7時頃に起きて行けば良いかなーと思っていたのですが、


朝に非常に弱い旦那さん(起きてからしばらくボーっとして身体が動かないタイプ)が、朝6時前に起きて、テレビを見たり、コーヒーを飲んだりしながらエンジンをかけているので、


私も起きて、バルコニーで港を見ながら、ホテルの食堂でもらった大きなカップに入ったコーヒーをいつの間にか飲み干していました。



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(南部の港町特有の白い家々が並ぶ)



7時45分頃、会場の銀行前広場に行くと、予想以上に多くの人が集まっていてびっくり。


この港町だけではなく、周辺の町から参加している人が結構いたみたいです。



それにしても、自閉症協会主催のイベントにしては、全てがごちゃごちゃっとしていて、構造化ゼロの感じが、アメリカらしいというか、ノースカロライナらしいというか(NCは日本の皆さんが思っているようなところではないかも)、スタートラインもなく、受付のテントすら曖昧で(沢山テントが出ている中、表示も何もない)、人に尋ねて、やっと受付を発見。



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(スタート地点に集まる人々)


そこで、今から5Kmを走るというのに、ゼッケンだけではなく、袋に入ったパンフレットやTシャツやらを受け取り、


これ持って走れと言うんかーい?!


と困惑。


多分、イベントに参加している人の多くは、応援に来ている家族や友人がいるため、誰かに預けて走れるんでしょうけど、


ホテルまで持って帰ってまた戻ってくるほどの時間がない私たちは、受付の人に頼んでそこに保管してもらうことにしました。


頼まれた受付の人は、ゴールに戻る時間には自分が受付にいないであろうことを心配して、できれば持って走ってもらうのが確実かなー、みたいなことを言うのですが(そんな不便な)、そこへやってきた別の人が、私はずっとここにいるから大丈夫よ、と快諾してくれて、受付テーブルの下にある段ボール箱へぽいっと投げ込んでくれました。


とりあえず手ぶらになり一安心。




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(港に面して並ぶ家々。マラソンコース沿いはずっとこんな感じ。)



と、ここで、受付へ辿り着く以前から、かすかに感じていた尿意が段々とのっぴきならない感じになっていきていることに気付く私。


ホテルを出る直前にトイレへ行き、さらにホテルを出てからまた、やっぱりもう一度行っておきたいとわざわざ戻ってまでトイレに行っていたのにもかかわらず、またまたトイレへ行きたいなんて、


一体どうなってんねーん!?


と自分にあきれますが、朝飲んだ巨大カップに入ったコーヒーと、甲状腺問題による頻尿体質で、こういうことって実はよくあるのです…。


幸い、すぐそこに公衆トイレがあったので、スタートまで時間がないことに薄々気付きつつも、背に腹はかえられぬ、とトイレへ駆けこむと、


案の定女子トイレの前には5人くらいの人が並んでいました。しかも個室は一つのみ。


トイレに並んでいた人は誰もゼッケンを付けておらず、しかも普通の服装だったので、明らかに走る人ではないのですが、かと言って、優先してもらうわけにもいかないので(それぞれがそれぞれの理由でのっぴきならない場合もあるだろうし)、



我慢して走るべきか?というジレンマに陥り、トイレと道の間を行ったり来たりする私…。


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(マーメイドの風見鶏のついた家。門にはヨットの模様も。)



そうこうしているうちに、スタート地点では、誰かがマイクを使ってそろそろレースが始まるというアナウンスを始めています…。


やっと私の前の人の番になったと思ったら、その人がなかなか出てこなーい!!



スタートのカウントダウンが始まり…、



Go!の合図が響き渡る中…、



トイレのドアをじっと見つめて祈るように立ち尽くす…



前の方にいた真剣なランナー達が走り出し、後ろの方にいたウォーキング参加者も歓談しながらゆっくりと歩きだし、



そしてそこに誰もいなくなった頃に、


やっとおばさんがトイレから出てきました。


トイレの個室に立ち込める大便臭に


こんな時に大便してる場合かー!?


とおばさんに抗議したくなる気持ちを抑えて(そんなこと言われても、おばさんも困るでしょうし…)、焦る心とは裏腹に結構がっつりと尿が出て、更に時間を取ってしまう自分にも悲しくなります。



トイレから出てくると、誰もいない道に旦那さんが一人ぽつんと待ってくれていましたweep



ごめーん!前のおばさんが大便しててん!!と言いながら、遅れたのをすっかり前のおばさんのせいにしている私。(旦那さんは、私の番にスタート時間が来るだろうなと最初から思ってたよ、と言って笑っていましたが…)




とにもかくにも、ようやくマラソンスタートです。




ここから遅れた分を挽回しようと、鬼の勢いで走る走る…run



もともと、このイベントはそんな真剣なものじゃないから、と友人にも言われていたので、ランニングを軽く楽しむつもりで参加しようと思っていたのですが、自分のせいでこんなことになって…という負い目(大げさ)のある私は、急にスイッチが入り…、


先にスタートしていた人々を抜いて抜いて抜きまくり、ゴールをする頃には、7割くらいの人は抜いていました。(正確な順位が張り出されるのを待たずにホテルへ戻ったため、どれくらい抜いたのかわからないのですが。)



というわけで、期せずして過酷なレースになった5Kイベントでした…。




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(レストランの前に飾られてあった鉢植え。ハイビスカスを使っているところが港町らしくて素敵です)



ゴールでは、サブウェイのサンドイッチやチーズブレッドなどが無料で配られていたので、サンドイッチとチップスを貰って食べてから、すぐにホテルへ戻って、ホテルの朝食を食べました(朝食付きのホテルで、その朝食が美味しいと有名なところだったので…)。


実際、ホテルのキッチン担当のおばさん(おばあさん寄り)が作ったブレックファストパイ(チーズやホウレンソウやハムの入ったキッシュのような感じのパイ)がとーっても美味しく大満足。



朝食を食べた後、昼まで昼寝をしてから、近くにあるアトランティックビーチ&南北戦争の遺跡フォートメイコンへ…。


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2013年5月21日 (火)

どこでもないどこかにある名所2-南部の古い港町:ボーフォート

以前、「どこでもないどこかにある名所」というタイトルで、ノースカロライナにあるワイナリーの一つへ行った時のことを書きましたが、今回も、どこでもないどこかにある名所、ノースカロライナのボーフォートという港町への旅について、多分、一度では書ききれないので、2度に分けて書きたいと思います。


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(ボーフォートの街角で見つけた素敵な路地)


ボーフォートというのは、ノースカロライナの海岸線の丁度真ん中辺りに位置する小さな小さな港町です。(人口4000人程度)


Beaufort とスペルしますが、全く同じスペルの港町がサウスカロライナにもあり、そこと区別するためかどうか知りませんが、サウスカロライナの方は「ビューフォート」と発音し、ノースカロライナの方は、「ボーフォート」と発音します。



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(港脇に立つボート工房)


ノースカロライナのボーフォートは、1709年に設立されたノースカロライナでは3番目に古い町です。


もちろん、それ以前には、アメリカンインディアンのCoree族という小さな部族(開拓移民が入ってきた時点で既に125人ほどしかいなかった)が漁業をしながら生活していたようです。


その後、開拓移民との戦いに敗れて、Coree族の大半はMachapunga族という隣接する小さな部族の村に合流したり、ボーフォートの辺りに残ったCoree族の人も、次第に白人や黒人と混血になっていき、他の多くのインディアン部族がそうであるように、今では純粋なCoree族は残っていません。



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Indian1_2
(John WhiteによるCoree族のイラスト)


さて、なぜそんな小さな港町へ行っていたのかというと、


自閉症啓発イベントに参加するためです。


自閉症協会のイベントで、5Kmのマラソン大会がボーフォートで開かれる、と海岸支部の協会員の方から教わったのは1か月ほど前。


自閉症協会の支部は州のあちこちにあり、その支部毎に5Kや10Kのマラソン&ウォーキング大会のイベントもあるので、何もわざわざボーフォートまで行かなければならない理由も特になかったのですが、


しばらく海を見ていなかったし、


何より、ノースカロライナの古い港町というのを一度見てみたいとかねてから思っていたので、


5K(ファイブ・ケィ)イベントのためにボーフォートへ行くというのもなかなか面白いかな、と思い立って行くことにしました。



私の住むシャーロットから、直線距離でいうとそれほど遠くないボーフォートですが、ハイウェイを通っていくと、なぜか州の北の方を経由していかなければならず(時間的にもこちらの方が短い)、距離にして310マイルほど、全部で5時間ほどかかりました…car dash
遠いっ!


途中から、時々信号があるような田舎のハイウェイにかわります。
延々と続く直線道路を海へ向かってひたすら進む間に、牧草地の間に小さな家々が並んでいるのを見つけると、こんなところに住んでいる人もいるんだなぁー…と妙に感慨深く思えてしまいました。


こういうところで生まれ育った人が、もし日本の東京なんかへ来たら、一体何を思うんだろう?と想像したり…


(そういう私も、北海道のど田舎で生まれ育った身なので、どちらかと言えば、孤立した農村に生まれ育った人との方が分かり合えるような気もしますが…)


世界中のどこでもない場所にある町に生活している人々を一遍に思い浮かべて、世界はまだまだ広いなぁ~などと考えながら車を走らせ(と言っても運転しているのは旦那さん)、やっとボーフォートへたどり着いたら、既に夜の10時になっていました。


翌朝8時スタートの5Kに備えて、その日は近くのバーで夜ごはんを食べてさっさと寝ることにしました。


小さな港町の、港に面した目抜き通り(100m~150mくらいの長さ)には、美味しいシーフードを提供するレストランが軒を連ねています。



大きな街とは違って、古い建物の外観&内観(汚いテーブル、椅子、壁、インテリア)と、店に入っても誰も構ってくれない雰囲気から(勝手に座っていいのかどうかもわからずしばらく立ちすくむも、誰も何も言ってくれない寂しい感じ)、
一瞬、こんなところで美味しい料理なんか食べられるはずがない!と思って出ていきたくなりますが、ボーフォートが地元という知り合いの自閉症協会の人に、絶対美味しいから!と教えてもらっていた情報を信じて、席に座ってみると、想像の上を行くとっても美味しいシーフードにありつくことができました。

一度も冷凍されていないまま調理されたシーフードを食べるのは久しぶりで、エビもカニも魚も貝もぷりぷりと歯ごたえが良く甘いです!


ウェイトレスのおばさんやお姉さんも、最初は不愛想で感じが良くない印象だったのですが、言葉を交わすうちに、余計な愛想をふりまかないだけで、とっても感じの良い人々であることが判明。

まさに私のイメージ通りの港町気質?です。

特に東海岸の港町(メイン州とか)の人々は、頑固で無口で、無駄な愛想はふりまかないが、人として曲がったことは嫌いなイメージがあります(メイン州へは行ったことがないので、完全に想像だけでものを言っていますが)。


夜は、目抜き通りに観光客らしき人々が溢れ、バーのバルコニーで行われているバンドの生演奏を聴く人や、片手にビール瓶を持って板張りのドックに溢れる人々で、小さな港町に笑い声が響いていました。


なんとも言えない長閑な雰囲気です。


バーで演奏するおっちゃんの選曲も、キャロル・キングや、エリック・クラプトン、シェリル・クロウなど、渋い。



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(かなりぼけていますが、ドックに面したホテル。板張りの道が港のあちこちにはり巡されてあり、夜はライトがつくので、そこを散歩するだけでも涼しくて気持ちが良い。)


なぜ、海の近くにある町はこうもリラックスムードが漂っているのか(リラックスしたくて来てる人が集まっているからか、自然と(またはほぼ強迫的に)リラックスしてしまうのか分かりませんが)、潮風の涼しい夜の道を歩く人の後ろ姿には、緊迫感が全く感じられず(夜道をあんなにリラックスして歩けたのはいつぶりだろう…)、バンドの音が遠くなって、ホテルに戻ると、ホテルの前にある板張りのバルコニーに置かれた椅子に腰かけビールを飲むおじさん達が、明日の釣りの予定について熱心に話していました。


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(ホテルのバルコニーから港に停泊している赤い船が見える。)

海に面してない部屋は、海に面している部屋より宿泊費かなり安くなるので、迷わず海に面していない部屋を選択。 なので、微妙な角度でしか海が見えない。
さて、
明日はいよいよ5Kです。


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2012年8月10日 (金)

どこでもないどこかにある名所

日本から訪ねてきた友人と一緒に、ワイナリーへ行ってきましたcar

ここノースカロライナには実は、60以上のワイナリーがあります。

今までは近所にあるワイナリーしか行ったことがなかったのですが、今回は折角友人が日本から遊びに来てくれたので、少し遠出をして、沢山のワイナリーの集まるYadkinvilleという町まで行って来ました。

以前のクラスメイトにYadkinville出身の人がいて、その人に聞いた最もお勧めのワイナリーのうちの一つ(景色部門でダントツ1位と勧められた)Raffaldini ワイナリーへ行くことにしました。


ハイウェイを降りると、ザ・カントリーロード!といった感じの、長閑な田舎道が続きます。

公道からワイナリーへと入る未舗装の細い砂利道は、大きく半円を描くように一方通行になっていたのですが、そんなことも露知らずの私は、何の迷いもなく最初に見つけた入り口から突入。

2Kmくらい進んで行くと、ワイナリーの建物へと向かって両方向の道路が一つになる場所で、正しい入り口から入ってきた別の車と併走するという珍事態に…。(これだからアジア人ドライバーはクレイジーだと言われてしまうんですよね…)

併走した車の運転手&同乗者に二度見されながらも、仲良く併走し、駐車場へと到着。


車を降りた途端に、気持ちの良い風が吹いてきて、その爽やかな空気に心が躍ります。


駐車場から建物へ続く小道はバラ園になっていました

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蛍光ピンクのバラを植える辺りが、アメリカっぽいねえ…と友人は感心?していました。


非日常の空間へといざなう演出としては大成功のバラ園です。


バラ園を抜けると、
目の前に広がるぶどう園…。その先にはアパラチア山脈…。


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開放感120%の景色が広がります。


そこに佇むRaffaldiniワイナリーの建物はこんな感じ…


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雲の様子まで気持ちが良い・・・


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まるでボルドーかブルゴーニュにいるみたいだねぇ…と友人と二人で感激していましたが、二人ともフランスへは行ったことがないので、ボルドーやブルゴーニュのワイン畑がどんなものかは知りません…。
(完全にイメージだけで話している)


建物の前には、白いテントが建てられ、そこでワインを飲めるようになっています。

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この日は風が涼しく、気温も高くなかったので、とても心地の良い時間を過ごすことができました。


そこにいる人が全て、身体から力を抜いて、ワインと景色とおしゃべりと
さわやかな風を楽しんでいる様子。


ワインの試飲カウンターで一緒になったニュージャージー州から来られたご夫婦に話しかけられたり、他の客同士やスタッフと客とのやり取りに何となく参加しながら、見ず知らずの他人が、フレンドリーに話しかけてくる雰囲気を楽しむ友人と私。

景色だけではなく、そうした空気が開放感に拍車をかけます。


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こ洒落た試飲カウンター


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なぜかボクサー犬の写真のついたワインボトル。(オーナーの飼い犬?)デザインとしてどうなんだろう…という気もしてしまいますが。


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試飲を終えたニュージャージー州のご夫婦が、おもむろに葡萄へと近づいていき、何気ない様子でつまみ食いしていたので、友人も真似して怪しげにブドウ畑へと近づいていき、一粒食べていました。(葡萄を食べてよいかどうかは不明)


味は甘酸っぱかったそうです。

勇気を出してつまみ食いした割りに普通すぎる感想…)


普段は、「どこでもないどこか」というイメージの強い(私の中で)ノースカロライナですが、こうして友人を案内していると、ノースカロライナの奥深さを感じられます。


なかなか素敵な名所の多いところです。


さて、肝心のワインのお味は…、


とってもドライでさっぱりしていました。(←ちょっと苦手な味
…。)


一本だけ甘いリースリングワインがありましたが、それはぶどうジュースのような甘さで、極端だな…という感想でした…



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もしノースカロライナへ来られる際には、ワイナリーへと足を運んでみると良いかもしれません。

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2012年6月23日 (土)

日本人にはない感覚2

以前、「日本人にはない感覚」というタイトルで、アメリカのカップケーキ画像色々を載せましたが、今回はケーキの画像です。


私の苦手な甘いあまーいアイシング(
ケーキやクッキーのデコレーションに使うもので、大量の砂糖『4分の3以上砂糖』とバターとミルクと、バニラエッ センス少々、塩少々を混ぜて作られたもの)を使って、イベントに合わせてデコレーションするのがアメリカ流です。


ケーキの場合、マジパンを使って立体的に仕上げるのもアメリカ流ですね。



まずはウェディングケーキから

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これは色彩的には日本人にもある感覚ですね。
アイシングではなく、生クリームなら良いのですが…。



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息子のパーティー用にだそうです↑
凝っていますね。



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こちらもケーキ&マジパン。全て食べられるそうです。
息子さんの4歳の誕生日に。(ちなみにお母さんは普段看護師をしていて、ケーキ職人ではないそうです)
力作です。

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手作りウェディングケーキ↑
これも下のボード以外「全て」食べられるそうです。
パソコン関係の仕事をしているカップルなのでしょうか…。



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アスパラをマジパンで再現しています…。



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1歳になる息子の誕生日ケーキ↑だそうです。
アイシングの色がすごいです。
こういうのを小さいうちから食べているから、こういう感覚が普通になるのかもしれませんね。



色彩感覚に目を見張るケーキを続けて…

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そろそろ独立記念日がやってきますが、独立記念日パーティー用ケーキです。
切ると星条旗模様になっているところが凝っていますね。



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日本人にはない感覚です。



これが甘すぎなければ、まだ食べられるのかもしれませんが、殺人的な甘さなので、甘いものが苦手な私には越えるのが難しい壁です(勧められると食べますが、アイシングのところはどうしても残してしまいます…)。



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2012年6月10日 (日)

49時間で周るサンフランシスコ

Goodニュースサイトから、サンフランシスコの49時間、という動画を見つけたのでここに紹介します。


最近よく見かける早回し動画なので、ちょっと目がぐるぐるするかもしれません(私はしました…
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動画についていた紹介文:


What did you do in the last 49 hours?

If it wasn't jam packed with great food, festivals, live music, and cool art, then you probably weren't in San Francisco.

In a city that's 49 square miles, you can pack a lot of action into a short amount of time. Check out the video to get a glimpse of the sights and the possibilities only available in the City by the Bay.


訳すと…

「あなたはこの49時間で何をしましたか?」

もし(あなたの49時間が)美味しい食べ物やフェスティバル、ライブ音楽や素敵なアートで詰まっていなければ、それはおそらくあなたがサンフランシスコにいなかったから。」

(*Be jam packed with… という口語表現は、…の詰まった、…でいっぱいの、という意味で使われます。若い人がよく使います)


「49マイル四方の街では、少ない時間で沢山のこと(アクティビティ)ができます。ビデオをチェックして(サンフランシスコ)湾に面した街でしかできない可能性や(見れない)景色をちょっと見てみてください。」

(*get a glimpse of という表現は、ちょっと垣間見る、とか、ちょっとみてみる、ちょっと分かる、というような意味で使われます)


ニューヨークと並んで、サンフランシスコもザ・アメリカ!というイメージの強い街です(私にとって)。(フルハウスのイメージも強いですが…。)いつか行ってみたいですね。


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2012年5月27日 (日)

海中美術館

ナショナルジオグラフィック誌の2011年のベストニュース写真の記事からです。


Underwatersculptureparkcancunmexi_2
記事のタイトルは "Bodies" Underwater (水の中の人々)


英字タイトルをクリックすると、ナショナルグラフィック誌の記事へとびます。

私が読んだのは英語版の方ですが、日本版にも同じ記事があると思います。


観光地として有名なメキシコ、カンクンの沖に海中美術館を作るプロジェクトがあるという記事です。


写真に写っているのは、メキシコに住むイギリス人彫刻家(ジェイソン・テイラー氏)の"The Silent Evolution"(沈黙の進化)という作品の一部です。現在海底には400体ものこうした彫刻が置かれています。


このプロジェクトの計画では、最終的に420平方メートルまで
海底美術館が広がる予定だそうです。



実はこの彫刻に使われている素材、特殊な素材で珊瑚が育ちやすく、魚に住処にもなるようにデザインされているそうです。


年間750,000人もの観光客の訪れるカンクンでは、珊瑚の破壊が深刻な問題になっており、この美術館へ観光客を引き寄せることで、野生の珊瑚に休息を与えることと、美術館そのものが、海の環境へ寄与するように考えられているようです。


彫刻の表情や佇まいが、独特の世界観を作っていますね。


彫刻の周りには既に魚の群れが住み始め、珊瑚も育ち始めているそうです。

その様子を収めたビデオがこちら。

一度行ってみたいですね…。




 

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2012年5月26日 (土)

アメリカ西部の真の姿

"How the Wild West REALLY looked: Gorgeous sepia-tinted pictures show the landscape as it was charted for the very fist time"


これはMail Online誌の5月25日付けのニュースのタイトルです。(英字タイトルをクリックするとMailOnline誌のサイトへ行くことができます。そこにもっと色々な写真も載っているので、興味のある方は是非覗いてみると面白いと思います。)


この記事のタイトルを意訳も混ぜて訳すと
「手付かずの真のアメリカ西部はこうだった:
素晴らしいセピア色の写真が西部の風景が初めて記録におさめられたときのままを見せてくれる



このニュースに取り上げられたのは、アメリカ中西部の写真を記録に収めた最初の写真家、
Timothy O'Sullivan氏というアイルランド系移民の写真家の作品す。


イギリスやアイルランドから来た移民が最初にこの景色を見た時の衝撃は大きかったでしょうね。
まるで、別の惑星に来たような、想像を絶する風景だったと思われます。



1 (写真をクリックすると拡大します)



これは
、1874年に撮影されたアイダホ川にあるShoShone滝です。
ナイアガラの滝より45フィート高いようで、西のナイアガラ(Niagara of the West)と言われていたそうです。


まだ西部への開拓移民が大量に入る前、この辺りに住むBannockインディアンとShoShoneインディアンが、この川で鮭を取って暮らしていたんですね。



Photo (写真をクリックすると拡大します)


こちら↑は1867年に撮影されたネバダ州にあるピラミッド湖。
Clarence King の14回目の地形探索に同行した際に撮影したようです。
アメリカインディアンの人々にとって神聖な土地が初めてカメラに納められたのがこの時でした。



Greenrivercity (写真をクリックすると拡大します)


ことらはワイオミングのグリーンリバーシティー。1872年撮影です。
開拓民が町を作って4年が経った頃のことだそうです。
後方に小さな町が見えます。



Arizona
(写真をクリックすると拡大します)

これはアリゾナのCanyon de Chelly National Monument。1873年撮影。
左下に小さなテントが見えますね。



Photo_2
(写真をクリックすると拡大します)


これはネバダの写真(撮影年は不明)です。写真家のO'Sullivanが移動するのに使った小さな馬車が映っています。
画面右の方から馬車の車輪の跡が入って来ているのが見えます。ちょうどUターンをしたところのようです。馬車からこちらへ向かう写真家の足跡が見え、その当時の写真家の息遣いが聞こえてきそうですね。


Photo_3
(写真をクリックすると拡大します)


この写真↑は、1872年、コロラドリバーの側で撮られています。写真家の同行し探索隊はここからグランドキャニオンへ船で入っていったようです。



1726
(写真をクリックすると拡大します)


これは岩に彫られた文字から思わぬ発見をした瞬間の写真。
写真家の同行した探索隊がここへ来るおよそ150年前に、既にこの地に入っていたスペイン人がいたことを示すメッセージです。


この文字、スペイン語で書かれているようですが、
英語に訳すとこうなるようです。


“By this place passed Ensign Don Joseph de Payba Basconzelos, in the year in which he held the Council of the Kingdom at his expense, on the 18th of February, in the year 1726."


これを更に日本語に訳すと
Ensign Don Joseph de Payba Basconzelosが、この地を通ったのは、彼が彼の費用で王国議会を開いた年、1726年の2月18日である。」
と言う感じですかね…。


よくもまあ偶然にもこの岩の前を通りかかったものだと驚きます。
それとも、現地のインディアンたちに案内されて連れて行かれた、とかなのでしょうか。


それほど大きくない文字で彫られてあるのが下に置かれた定規で分かります。


最後の写真は、1873年にニューメキシコで撮影された、ナバジョ族の人々です。

Navajoindians

 

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