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英語表現

2014年5月12日 (月)

「西部前線異常なし」に涙(英文でその箇所を紹介)

昨日の教員免許試験の記事を書いた理由は、この文を紹介したかったからだったのですが、書いているうちにすっかり忘れていました。( ̄_ ̄ i)



何の文かと言いますと…、



試験勉強のために、アメリカの高校で使われている世界史の教科書を読んでいると、第一次世界大戦の章に掲載されていた小説の一文が目に留まりました。




第一次世界大戦に動員され、後にその経験をもとに小説を書いたErich Maria Remarqueというドイツ人作家 の小説「All Quiet on the Western Front」(「西部戦線異状なし」)からの一文です。



この小説はとても有名ですね。映画にもなっています。



教科書に載っていた部分を英語でそのままここに紹介したいと思います。



主人公のPaul Baumerが、Foxhole(塹壕と塹壕の間に掘られた一時的避難用のたこつぼ壕)に、自身がたった今殺したフランス人兵士と何時間も閉じ込められてしまう場面です。



In the afternoon, about three, he is dead.


I breathe freely again. But only for a short time. Soon the silence is more unbearable than the groans. I wish the gurgling were there again, gasping hoarse, now whistling softly and again hoarse and loud.


It is mad, what I do. But I must do something. I prop the dead man up again so that he lies comfortably, although he feels nothing any more. I close his eyes. They are brown, his hair is black and a bit curly at the sides...


The silence spreads. I talk and must talk. So I speak to him and say to him:


"Comrade, I did not want to kill you. If you jumped in here again, I would not do it, if you would be sensible too. But you were only an idea to me before, an abstraction that lived in my mind and called forth its appropriate response. It was that abstraction I stabbed. But now, for the first time, I see you are a man like me. I thought of your hand-grenades, of your bayonet, of your rifle: now I see your wife and your face and our fellowship. Forgive me, comrade. We always see it too late. Why do they never tell us that you are poor devils like us, that your mothers are just as anxious as ours, ant that we have the same fear of death, and the same dying and the same agony- Forgive me, comrade; how could you be my enemy? If we threw away these rifles and this uniform you could be my brother just like Kat and Albert. Take twenty years of my life, comrade, and stand up-take more, for I do not know what I can even attempt to do with it now."


It is quiet, the front is still except for the crackle of rifle fire. The bullets rain over, they are not fired haphazard, but shrewdly aimed from all sides. I cannot get out.




「西部前線異常なし」は、日本訳の本も出ていますし、映画もあるので、ここにあえて下手な訳は付けませんが、割とシンプルな言葉で語られてあり、そのシンプルな文が戦場における極限状態と苦悩の心理をよく伝えています。




「西部前線異常なし」という題名は、主人公のPaul Baumerが戦死した日の西部前線から司令部への報告:




"Nothing New in the West"



(日本訳では「西部前線異常なし、何も報告すべき件なし」)



という小説の最後に出てくる言葉に由来しています。(切なすぎる…)




Westというのは、西ということですが、第一次世界大戦時のドイツは、西でフランスと、東でロシアと戦争を繰り広げており、特にフランスとの西部前線は、塹壕戦争による手詰まり戦(Stalemate:お互いに身動きの取れない状態)がよく知られていますね。



少しでも戦線を押し広げようと、冷酷な司令官が、若い兵士に塹壕から出て敵の塹壕へ襲撃するように命令しました。そのたびに、地面に露わになった兵士は成す術もなく敵の弾に倒れ、多くの戦死者を出しました。



ここに紹介した文は、

特に死んだフランス兵に語り掛けている部分が、戦争の無意味さをよく表現しており、ストレートに胸を打ちます。



誰もが誰かの大事な家族だということを、抽象的にではなく具体的に感じていられれば、(たとえ誰も大事に思う相手のいないような人だったとしても)誰もが同じように死への恐怖を感じているということを感じられれば、誰かを国や民族という抽象的な概念のために殺すことがとても難しくなるような気がします(ソシオパスのような人は別として)。



この挿入文を読んだ時には、勉強中にも関わらず思わず涙してしまいました...。





Seibu6

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2012年5月28日 (月)

悩めるティーンエイジャーを英語で

先日、悩めるティーンエイジャーのフェイスブックでのやり取りを取り上げましたが、「悩めるティーンエイジャー」とか「悩める十代」って一体英語でどう言うのか?(またはそういった英語表現が存在するのか?)旦那さんに聞いてみました。


答えは、Temperamental teenagers か、Moody teenagers というそうです。

Temperamental というのは、感情の波が激しい状態ですね。良いときはとーっても良いのに、次の瞬間にはどん底になってたりする気分にムラがある感じです。

Moodyというと、どちらかと言うと、落ち込んでいる状態というか、いつも憂鬱で楽しくなさそうな感じですね。


どちらも「悩める」という感じとは違う?Moodyの方が「悩める」に少し近いかもしれませんが、悩める=必ずしも憂鬱とは違う気がしますね?



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2012年5月12日 (土)

スヌーピーのサリー

昨日、ピーナッツの世界観が好き、と書きましたが、
その中でも特にサリーのキャラクターが好きです。



Peanuts_futile_3  


このライナスとサリーの会話を訳すと…

サリー「わーん」
ライナス「どうしたの、サリー?何かあったの?どうして泣いてるの?」
サリー「分からないの…。」
サリー「縄跳びをしてて…全て順調で…それで…分からないけど…」
サリー「急に何もかも無意味に思えちゃったのよ!」


サリーらしさのよく出ているエピソードです。


What's the matter? という英語表現は
What's wrong (with you)? と同じ意味で使われます。
どうかしたの?どうしたの?という感じですね。

しょーもないことでグジグジと落ち込んでいたりしても、
What's the matter with you?
一体どうしちゃったのよ?とか、どうかしてるんじゃない?
というちょっと突っ込まれる感じで使われることもあります。



Peanuts415

こちらのサリーとチャーリーブラウンの会話は…

サリー「分からないわ…。一体目当ては何なのかしら?」

チャーリー「目当てなんてないんだよ…ただこの本を図書館司書さんのところへ持って行って、これ借りたいんですけど、って言えばいいんだよ…。」

サリー「私お金持ってないわよ…。」

チャーリー「お金なんていらないんだよ…。全部市が払ってくれてるんだから…。」

サリー「そういうことね!(市が)私達の読書をコントロールしようっていうわけよ!」


What's the catch?という英語表現は
上手い話で誘ってこられたときなどに、
何を企んでるの?何が目当てなの?と聞く表現です。
例えば普段は全然手伝いをしない子どもが、
自ら進んでお手伝いをしてきたりすると、
お母さんが What's the catch? と聞いたりします。

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